落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然【HILL VA Radio vol.14】

May 16, 2018

【レポ事。】ライブ動画を撮る。

どうも、サッドアプリケーションのアロサさんです。



3年くらい前、

DIYのTシャツプリントについて記事を書きました。

■ 【レポ事。】バンドTシャツ作ろう。【1】
http://esola.blog.jp/archives/51490126.html
■ 【レポ事。】バンドTシャツ作ろう。【2】
http://esola.blog.jp/archives/51490315.html
■ 【レポ事。】バンドTシャツ作ろう。【3】
http://esola.blog.jp/archives/51490318.html

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改めて読み返してみると、今だったらちょっとやり方違うな。。と思う所も沢山ありますが()、

当時この記事をキッカケにシルクスクリーンプリントに挑戦した方も結構いたりして、

ブログのアクセス解析を見ると、最近でもこの記事へのアクセスがあります。




さて、


ご存知の方も多いと思いますが、
アロサさんは趣味でライブ動画を撮影させていただいております。


■ YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCiAlrVImsGPOA63cLL0bM9w


ありがたい事に一部の地方では好評いただいているようで、
最近では、オフィシャルライブMVとして使っていただいたり、
オーディションのプロフ動画として使っていただいたりしています。


僕がサポートゲストメインパーソナリティーとしてレギュラー出演させていただいている、HILL VALLEY STUDIOのラジオ番組、【HILL VA Radio】の最新回でも動画撮影編集について少し触れていて、
僕はそこで『誰にでも出来る事』と話しています。

■ HILL VA Radio vol.13 (お時間ある時に是非)
https://youtu.be/hs0P_EOOVpA

多少語弊があったと思いますが、
"やろうと思えばやってやれなくはない人"は、探せば結構な人数いる。
くらいのニュアンスです。


つまり、Tシャツのプリントと一緒です。



僕はそのうち、こんなふうにはやらなくなると思うので、
Tシャツのプリントの時のように、
僕なりのやり方を残しておこうと思います。

興味のある方は是非やってみてください。

バンド同士で撮り合うのもいいかもしれませんね。


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の前に、


僕がライブ動画を撮る理由は、
自分の好きなバンドに、PVやライブ映像が元々無かったり、
あっても凄く古かったり、画質や音質が良くなかったり、メンバーが今と違ったり。
あとは、ライブの本数がとても少ないバンドの活動提案だったり、

などなど。

自分が一番楽しいですが、自分の好きなバンドを人に教える為に見せる用として、
バンドさんにお願いをして撮らせていただいております。

時代の変化とか流れとか関係無く、
バンド毎に方針が違うし、バンドマンは拘りの強い人が多いので、
撮影許可、投稿許可は必ず取ってくださいね。

撮影許可を頂いて、編集後の出来を見て投稿NGって事も、実は何度もあります。
受け入れましょう()



あと、バンド側に協力してもらえる事で、実は動画のクオリティも上がります。



この謎は、およそ14分後に解けます。


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僕の動画撮影編集環境はこんな感じになってます。


まずビデオカメラ。
中古で1万以下で買えるJVCフルハイビジョンハンディカム。
と、Drよっしーから借りパクしたまま、タッチパネルディスプレイを割ってしまった()、
こちらもJVCフルハイビジョンハンディカム。録画は可能。

あとはコンデジでも動画が撮れるので(これも一応フルハイビジョン)、
必要な時はこれも追加で使ってます。

これで3カメ。

本当はもう1台あるんですが絶賛貸出中。


最近、1台にだけ外付マイクを付けました。TASCAMってメーカーの安いやつ。

SL1500_

これは爆音に耐えられるようなやつです。
新品ですが定価の半額のを偶然見付けて衝動買いました。

ハンディカムの内蔵マイクはライブ用ではないので、
音が割れたり、途中でピークが切り替わって音量が減ったり、
突然LかRのどちらかだけが潰れたり、という現象がごく稀に起こります。
たまにそいういう動画を見掛けますよね。

それをなるたけ防止。

今まで付けずに何とかやって来れてるので、実際無きゃ無いでダイジョブです。



MacBookは、ちょうど10年前(!!)に買った当時一番安いモデルの13インチ。
OSは10.6.8で止まってます。(今は10.13?)

10年前のパソコンがどれくらいのもんかと言うと、
Mac上でLINEなんてもちろん使えないし、
Chromeのサポートはとっくに終了していて、実は結構前からTwitter上の動画は見れてません。
自分で投稿したヤツも見れてません。(スマホで見てるよ)
Amazonでレンタルした映画やドキュメンタルも見れません。(Safariで見てるよ)



動画編集ソフトは、そんなMacBookに元々入ってたiMovie。
バージョンは8。(今は10)
編集画面も現行のものと全然違うし、よく落ちます。

フェイドイン、アウト、画面切替え、文字入れくらいしか使わないので充分。
落ちなきゃ。

imovie



音源編集ソフトはPro Tools LE。これも10年もの。
バージョン8(今は12?というかLEと言うもの自体存在しないらしい)

曲を作る為に買った本気ソフトなので、これはそこそこの値段ですが、
聞く所によると今は無料のバージョンがあるらしいではないか。

EQ、コンプ、リバーブなどがトラック毎に掛けれる音楽編集ソフトなら何でもOK。

撮影した動画から音源を抽出して、音質を出来る限りいい感じにしてから戻します。

スピーカーで聴いたり、モニターヘッドホンで聴いたり、低音強めの普段使いイヤホンで聴き比べて調整しますが、ゴールは見えません。
良き所で適当に終わらせましょう。

たまにYouTubeで他のライブ動画やバラエティ番組を挟んで聴くのがポイント。

protools



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ここまで読んでいただいて、

あ、やっぱ出来ないわ。って人もいるかもしれませんが、

あ、これならうちの環境の方が全然上だわ。マタ兄かわいそう。って人も、

あ、この環境より上の人知ってるわ。マタ兄かわいそう。って人も沢山いると思います。


これより何かが足りてなくてもそこそこ出来ます。


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ここからは、上記の環境すらまだ整っていなかった頃から、今まで撮らせていただいたライブ動画のリンクも付けて紹介していきたいと思います。

リンク先は気になったら時間がある時にでも是非飛んでみてください。



昔はコンデジ1台のみ。

映像と音を分けて編集したりもしていませんでした。

ブートレグ感、というかブートレグ。(許可は頂いております)
■ Garrett Klahn (Texas Is The Reason) with RENA ”antique”
(コンデジ/内蔵マイク/音編集無し)
https://youtu.be/gjOlJhWOmwo

コンデジもフルハイビジョンで撮れるのですが(この時の設定は不明)、
ハンディカムと違って、ズームがビューンと凄い勢いで動いてしまうので注意が必要。

あと立ち位置も重要。


こっちはハンディカム1台のみ。
■ スピードに負けた / Shinobu Motoori Group
(ハンディ/内蔵マイク/音編集無し)
https://youtu.be/_ZSSHdF8S4c



複数のカメラを使い始めるのと同時期に、
映像と音を分けて、EQ、コンプ、リバーブなどで調整も始めました。

記念すべき初2カメ両手持ち。
■ 『降り積もる』/ Rabbit Road 2017.2.24@Shinjuku Antiknock
(ハンディ+ハンディ/内蔵マイク/音編集無し)
https://youtu.be/MglgPtWVx5s

フロアライブは照明が暗くてあまり向かないです。
「雰囲気です」で乗り切りましょう。



ここらへんからPro Toolsを使いはじめます。
■ 『何もない街』/ GCAC 2017.06.27@四谷Outbreak!
(ハンディ+コンデジ/内蔵マイク/音編集有り)
https://youtu.be/yolKEBug-b4


ここで脅威の3カメ突入。
■ 『Lincoln』/ 七歹 2017.07.15@下北沢WAVER
(ハンディ+ハンディ+コンデジ/内蔵マイク/音編集有り)
https://youtu.be/rgmpbNNr9bc


暫くこの組み合わせが続きます。



で、いよいよ一番最近の編集方法ですが、

音質をより良くする為に、
バンドさんに事前にお願いをして、ライブのライン音源を録っていただきます。
レック、メディア代は基本こちらが出しましょう。

ライン音源と言うのは、PAさんがバンドの音をスピーカーから出す為に調整した音源です。

ライブハウスによってはライン録音が出来ない所もあるので注意。というか残念。


これと、ハンディカムの外付けマイクで録った音源をエアー(ハコ全体の雰囲気音源)として使い、
2つをミックスして戻すとだいぶ音が良くなります。



(あれから何分経ったか確認してください ※思い出せない人は結構)




Pro Toolsに2つの音源をインポート。波形を見てエアー音源とライン音源の頭を揃えます。

長い音源だと、頭を揃えても終わりが若干ズレる事があるそうです。(未経験)
確認して、もしズレが気になる場合はライン側のトラックを伸ばしたり縮めたりが必要です。
エアー側の長さを弄ると映像とズレます。

エアー音源トラック、ライン音源トラック、それを合わせたトラック(マスター)それぞれに、EQ、コンプ、リバーブをいい感じに掛けます。
必要であれば他にも掛けたいものを沢山掛けて台無しにしてみてください。

ゴールは見えません。
良き所で適当に終わらせましょう。

個人的には、エアーだけ聴いてもいい感じに調整して、ライン音源だけ聴いてもいい感じに調整して、それをいい感じの比率で同時に出すと非常にいい感じです。


固定1カメ+ミックス音源
■ 『ハルカ』/ 大上ゆーや 2018.04.06@稲毛K's Dream
(ハンディ固定/外付けマイク+ライン音源ミックス)
https://youtu.be/WPGAn2mlTLE


3カメ+ミックス音源
■ sunnysider「執炎のネクロマンサー」LIVE MUSIC VIDEO
(ハンディ+ハンディ+コンデジ/外付けマイク+ライン音源ミックス)
https://youtu.be/MUCuPjqGQqs


音源だけで聴いて納得したミックスでも、映像と合わせるとなんか違和感。って事もよくあります。
現場感、ブートレグ感、MV感、どこらへんを重視するかでも仕上りが変わると思います。


最新のエアーラインミックス音源。
■ alt of the society - 記憶の中で呼吸している 2018.05.04@吉祥寺Warp
(ハンディ/外付けマイク+ライン音源ミックス)
https://youtu.be/5QutghWZDY4



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最後に、動画編集の工夫とネタをいくつか。


カメラの数や文字入れは、バンドによって向き不向きがあると思います。

文字は入れるタイミングも勿論ですが、フォントでも雰囲気が変わってしまうので、
愛を持ってノリで気を使いましょう。

バンドによってはオフィシャルのロゴやフォントがあるので、
愛を持ってノリで頂きましょう。


たたらの目からはオフィシャルロゴのデータを頂きました。

tatara

■ たたらの目 - 生まれたかった 2018.05.04@両国SUNRIZE
(ハンディ/外付けマイク/音編集有り)
https://youtu.be/7ASJs6tKMik



Jonathan chop'88はステッカーをスキャンしました()

johna

■ 『how you see』/ Jonathan chop'88
(ハンディ/内蔵マイク /音編集有り)
https://youtu.be/VlS9fi3it-0


sunnysiderはsunnysiderからの指定フォントです。

youtube


ネット上には無料のフォントがウジャウジャあるので、
何かの為に手当たり次第ダウンロードしておきましょう。

僕は300種類くらい持っています。

使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しく使いましょう。


font_02



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複数のカメラを使った場合、
映像をタイミングで切り替えるのが普通のやり方ですが、

2ピースのバンドだったりするとこういう編集も出来ます。

『錆びた鐘の音、朝焼けの紫』/ 十二月二十三日 2018.03.22@渋谷CLUB CRAWL
(ハンディ+ハンディ/内蔵マイク/音編集有り)
https://youtu.be/Mn9C54MJQdc

透明度50%で両方流してみました。
元々そうするつもりで、両方とも半分空間を空けて撮りました。


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転換中の映像も念のために撮っておいて、
こんな使い方も出来ます。

share / REPEATER 2017.1.31@新宿ANTIKNOCK
(ハンディ/内蔵マイク/音編集無し)
https://youtu.be/BTJnrvh4eDo

ただ準備してるだけですからねこれ。


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YouTubeへの投稿だけでなく、
ツイートに動画を添付する事も出来ます。





アップロードできるサイズは最大512MB、
動画の長さは2分20秒以内。

ブラウザでアップできる動画の解像度と縦横比は、
最小解像度: 32 x 32
最大解像度: 1920 x 1200、または1200 x 1900
縦横比: 1:2.39〜2.39:1の範囲
最大フレームレート: 40fps
最大ビットレート: 25Mbps

とされています。


ギリギリの高画質でスマホ動画と差を付けたいですね。



まあ僕のMacBookじゃ見れないんだけど。


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こんな所ですかね。

書き忘れた事を思い出したら、追記します。


是非是非、皆さんもやってみてください。




さて、

僕はまた違う事をはじめてみようかね。




今回紹介させていただいた動画の他にも、
alose records YouTubeチャンネルでは色々な記録があります。

カッコいいバンドを見付けたら、是非『いいね!』を押していただいたり、
何かしらのsnsでシェアしていただけたら、バンドさん達は絶対に嬉しいと思いますし、
きっと寿命が延びます。

是非覗いてみてください。


■ YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCiAlrVImsGPOA63cLL0bM9w
■ twitter
https://twitter.com/alose_records


esolaのライブ動画も見てね。

僕が撮ったんじゃないけど。


vo マタヒラ




■ レターポットはこちら
https://letterpot.otogimachi.jp/users/181

esolablog at 21:07│Comments(0) alose records | 【レポ事。】

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