May 18, 2015
【レポ事。】バンドTシャツ作ろう。【2】
誰かおらぬか!
はい。
前回【レポ事。】バンドTシャツ作ろう。【1】はこちら。
http://blog.livedoor.jp/esolablog/archives/2015-05-17.html
バンドTシャツ作り、再開します。
工程1では、デザインする時の注意点を、
無駄に細かく適当に書きました。
大事な事を思い出したら追記するかもしれません。
デザインはもうデザイナーに頼む!
という方法などもありましたね。
先へ進みます。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2. 版を作る。
2-1. 版作りに必要なもの。
業者さんに発注せずに、安くオリジナルTシャツを作る。
という目的と、多少矛盾しますが、
ここの工程で準備する道具で、初めだけちょっとお金掛かります。
でも、前のブログでも書いたように、
それ用の機材セット(『Tシャツくん』シリーズなど)を買うよりは全然安いです。
ここで頑張ると、後々ずっと楽です。
『Tシャツくん』シリーズも目が飛び出るくらい便利ですけどね。
そっちに興味がある方はそちらへ。
でも、僕使った事ないんで。
まず、
『リフレクターフラッドランプ』。
これ、2,500円くらいします。
岩崎電気 写真用レフランプ 500W PRF500W。で検索。
こんなん普通の人は知らないよね。
多分、撮影用の照明とかで使うデカめの電球です。
なぜなら、新宿ヨドバシカメラのカメラ館とかで売ってるからです。
そして、『それを繋ぐソケットからの電源』。も必要。
これも2,000円くらいかな。
クリップ付きとかもあります。
ランプを検索すれば、関連商品で必ず出てきます。
『ランプを吊るすスタンド』に代わる物が無ければ、それも必要です。
僕は家にあるマイクスタンド使ってます。
むしろ、マイクスタンドはこれにしか使ってません。
そして、『A3くらいの黒い紙』。
世界堂とかハンズとかで20〜30円くらいです。
235mm×355mmの大きさに切って使います。
これは版の裏側の内寸です。
版を焼き付ける時に裏にパコッとはめ込みます。
これは、1枚あれば一生これでダイジョブです。
そして、『別冊月刊少年マガジン5月号』1冊。
週刊少年ジャンプでも可。
週刊モーニングではダメ。
読むと元気になるけどダメ。
というか、マンガじゃなくてもいいよ。
使い方は後ほど。
ちなみに今は6月号が発売中。
あ、そうそう、
これあくまで"僕の場合"って事を、いちいち思い出しながら読んで頂けるとありがたい。
続けます。
『透明なガラスの板』。
版の塗料の面が隠れるくらいの大きさ。
食器棚とか、CDラックとか、ガクブチとか、
家にある使えそうなパーツがあれば、一瞬外して使うくらいでダイジョブです。
何か描いたり、汚したり、曲げたり、割ったりはしないので。
というか、割れたらアナタのせいです。充分気を付けてね。
あとは、『30cm(以上の)定規』。
ランプと版の距離を測ります。
上の道具は一度揃えられれば、毎回買わなくてもいいものです。
で、毎回新しく必要なもの。
『版』。
そりゃそうだね。
aicello(4倍判)1,800円くらい。
新宿の世界堂3F、もしくはアマゾンなんかで売ってます。
アイセロ貼りスクリーン4倍判。で検索。
『OHPフィルムA4サイズ』。
10枚入り、1,500円くらい。
エーワン OHPフィルム インクジェットプリンタ用 。で検索。
工程1でも出て来た、透明の用紙です。
本来は会議や授業などで、プロジェクターに映す為の画像や資料などを印刷するための紙だと思います。
でっかい電気屋とかで売ってます。
今アマゾンでは1,000円切ってます。今でしょ!
1回に1枚しか使わないので、毎回買う物でもないです。
1回150円だと思って。
これくらいかな。
さて、はじめますか。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2-2. デザインをOHPフィルムに印刷します。
で、
僕は今回、特にプリントしたいデザインが無いので、
esolaのレーベルメイトでもある、
Shinobu Motoori Groupのロゴを勝手に使い、
勝手にTシャツを作って着ようと思います。
そして、1枚19,800円くらいで売ろうと思ってます。ぐへへへ嘘です。
中のゴチャゴチャしてるかっけーニュアンスは再現出来ないと思いますが。
さて、まずOHPフィルムにデザインを、黒1色で印刷するのですが、
その前に、
プリントしたい大きさを、いらない紙に実際に印刷してみて確認しましょう。
これをいちいちOHPフィルムに印刷してたら、でらヤバいです。
MOTTAINAI。
そして、この時は大きさが確認出来ればいいだけなので、
真っ黒じゃなくても、うっすーい灰色とかでいいです。
これは黒インクの節約ですよ。
お金がある方は贅沢に使ってください。
というか、じゃあ初めから業者に頼んでください。
大きさですが、
初めは、版でプリント出来る幅ギリギリの大きさにはしない方がいいです。
特に縦幅。
慣れてからいくらでも限界に挑戦してください。
今はとにかく成功させたい。
大きさが決まったら、OHPフィルムに印刷する前に、またまた僕なりのコツ。
デザイン画像を左右反転させてから印刷します。
この方が、後の工程で黒インク面と版の塗料が接触しなくて安心です。
ベタベタしてるまま塗料に接触させると、
何かの拍子に塗料面を傷つけちゃったりもするので。
左右反転出来なければ、出来なくても別にダイジョブです。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2-3. デザインを版に焼き付ける。
はい、ここでの工程は、
全工程の中で最も失敗しやすい、二大セクションの一つです。
気合い入れてください。
というか、多分ここまでで、読んでる方の99%はもうやらないでしょ。
知ってた。
だが続けます。
版は光に当てると塗料が固まり始めてしまうので、
必ず、使う直前に開封してください。
版にデザインを焼き付ける準備ですが、
まず一番下に、『別冊月刊少年マガジン月5号』を置きます。
今回は見やすいようにボードの上に乗っけます。
次に235mm×355mmに切った『黒い紙』。
これは、版を取り出した時に裏に奥まではめ込みます。
で、『版』がここに来ます。
塗料が塗ってある側が上ですが、
まだですよ。開封は直前ね。
開封した後に、もう1枚剥がすフィルムがあるので忘れずに。
その上に、デザインを印刷した『OHPフィルム』。
デザインが逆に見えるように(インク側が上。版に接触しないように)
版の真ん中に置きます。
その上に、『ガラス板』を置いて押さえつけます。
版とOHPフィルムの間に影が出来ないようにするためです。
影が出来てしまうと、そこもデザインの一部になっちゃいます。
いや、きっとならないでしょう。
失敗です。捨ててください。
この順番で重ねた物を、上からフラッドランプで照らして焼き付けます。
aicelloのパッケージに、目安の時間や離す距離など、
ランプ種類別などで色々載ってますが、僕の経験ではどれも参考になりません。
このランプだと23〜24cm上からで7分です。
6分でも8分でも割とダメです。
セッティングするとこんな感じ。なんですが、
まだ、版は開封しちゃダメですよ。直前ね。
照らし始める前に、準備する事一つ忘れてました。
お風呂に水を溜めておきます。
15〜20cmくらいでダイジョブです。
ぬるま湯か常温がいいと思います。これは勘です。
カーテン閉め切って、部屋の電気を消して、
バチッとランプを付けて、7分。
なかなかあったかいです。
時間が来たら急いで(ガラスに気を付けて)、
版だけ持って、光の速さでお風呂へダイブしてください。
ダイブは版だけでいいです。
2〜3分ほど沈めておくと、光の当たってなかった部分の塗料だけが溶けて、
デザインが浮き出て来ます。
勝手に浮き出てこなくても、2〜3分後にシャワーで優しく擦ると剥がれます。
強く擦り過ぎると、剥がれてはいけない部分も剥がれてジ・エンドなので気を付けて。
焼き付けが短いと、デザイン部分以外も溶けてしまうし、
焼き付け過ぎると、いくら擦ってもデザインが抜けません。
そこはもう、あれです。日頃の行いが関係してきます。
綺麗にデザインが抜けたら、水を切って1日くらい干しっぱなしにしましょう。
完全に乾いたら、版の完成です。
お疲れ様です。
ここまで来たんだからプリントしましょうよ。
ここまで来、、、、
誰もいねえ!
次はいよいよプリントです。
まーぶすぃー
vo マタヒラ
はい。
前回【レポ事。】バンドTシャツ作ろう。【1】はこちら。
http://blog.livedoor.jp/esolablog/archives/2015-05-17.html
バンドTシャツ作り、再開します。
工程1では、デザインする時の注意点を、
無駄に細かく適当に書きました。
大事な事を思い出したら追記するかもしれません。
デザインはもうデザイナーに頼む!
という方法などもありましたね。
先へ進みます。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2. 版を作る。
2-1. 版作りに必要なもの。
業者さんに発注せずに、安くオリジナルTシャツを作る。
という目的と、多少矛盾しますが、
ここの工程で準備する道具で、初めだけちょっとお金掛かります。
でも、前のブログでも書いたように、
それ用の機材セット(『Tシャツくん』シリーズなど)を買うよりは全然安いです。
ここで頑張ると、後々ずっと楽です。
『Tシャツくん』シリーズも目が飛び出るくらい便利ですけどね。
そっちに興味がある方はそちらへ。
でも、僕使った事ないんで。
まず、
『リフレクターフラッドランプ』。
これ、2,500円くらいします。
岩崎電気 写真用レフランプ 500W PRF500W。で検索。
こんなん普通の人は知らないよね。
多分、撮影用の照明とかで使うデカめの電球です。
なぜなら、新宿ヨドバシカメラのカメラ館とかで売ってるからです。
そして、『それを繋ぐソケットからの電源』。も必要。
これも2,000円くらいかな。
クリップ付きとかもあります。
ランプを検索すれば、関連商品で必ず出てきます。
『ランプを吊るすスタンド』に代わる物が無ければ、それも必要です。
僕は家にあるマイクスタンド使ってます。
むしろ、マイクスタンドはこれにしか使ってません。
そして、『A3くらいの黒い紙』。
世界堂とかハンズとかで20〜30円くらいです。
235mm×355mmの大きさに切って使います。
これは版の裏側の内寸です。
版を焼き付ける時に裏にパコッとはめ込みます。
これは、1枚あれば一生これでダイジョブです。
そして、『別冊月刊少年マガジン5月号』1冊。
週刊少年ジャンプでも可。
週刊モーニングではダメ。
読むと元気になるけどダメ。
というか、マンガじゃなくてもいいよ。
使い方は後ほど。
ちなみに今は6月号が発売中。
あ、そうそう、
これあくまで"僕の場合"って事を、いちいち思い出しながら読んで頂けるとありがたい。
続けます。
『透明なガラスの板』。
版の塗料の面が隠れるくらいの大きさ。
食器棚とか、CDラックとか、ガクブチとか、
家にある使えそうなパーツがあれば、一瞬外して使うくらいでダイジョブです。
何か描いたり、汚したり、曲げたり、割ったりはしないので。
というか、割れたらアナタのせいです。充分気を付けてね。
あとは、『30cm(以上の)定規』。
ランプと版の距離を測ります。
上の道具は一度揃えられれば、毎回買わなくてもいいものです。
で、毎回新しく必要なもの。
『版』。
そりゃそうだね。
aicello(4倍判)1,800円くらい。
新宿の世界堂3F、もしくはアマゾンなんかで売ってます。
アイセロ貼りスクリーン4倍判。で検索。
『OHPフィルムA4サイズ』。
10枚入り、1,500円くらい。
エーワン OHPフィルム インクジェットプリンタ用 。で検索。
工程1でも出て来た、透明の用紙です。
本来は会議や授業などで、プロジェクターに映す為の画像や資料などを印刷するための紙だと思います。
でっかい電気屋とかで売ってます。
今アマゾンでは1,000円切ってます。今でしょ!
1回に1枚しか使わないので、毎回買う物でもないです。
1回150円だと思って。
これくらいかな。
さて、はじめますか。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2-2. デザインをOHPフィルムに印刷します。
で、
僕は今回、特にプリントしたいデザインが無いので、
esolaのレーベルメイトでもある、
Shinobu Motoori Groupのロゴを勝手に使い、
勝手にTシャツを作って着ようと思います。
そして、1枚19,800円くらいで売ろうと思ってます。ぐへへへ嘘です。
中のゴチャゴチャしてるかっけーニュアンスは再現出来ないと思いますが。
さて、まずOHPフィルムにデザインを、黒1色で印刷するのですが、
その前に、
プリントしたい大きさを、いらない紙に実際に印刷してみて確認しましょう。
これをいちいちOHPフィルムに印刷してたら、でらヤバいです。
MOTTAINAI。
そして、この時は大きさが確認出来ればいいだけなので、
真っ黒じゃなくても、うっすーい灰色とかでいいです。
これは黒インクの節約ですよ。
お金がある方は贅沢に使ってください。
というか、じゃあ初めから業者に頼んでください。
大きさですが、
初めは、版でプリント出来る幅ギリギリの大きさにはしない方がいいです。
特に縦幅。
慣れてからいくらでも限界に挑戦してください。
今はとにかく成功させたい。
大きさが決まったら、OHPフィルムに印刷する前に、またまた僕なりのコツ。
デザイン画像を左右反転させてから印刷します。
この方が、後の工程で黒インク面と版の塗料が接触しなくて安心です。
ベタベタしてるまま塗料に接触させると、
何かの拍子に塗料面を傷つけちゃったりもするので。
左右反転出来なければ、出来なくても別にダイジョブです。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
2-3. デザインを版に焼き付ける。
はい、ここでの工程は、
全工程の中で最も失敗しやすい、二大セクションの一つです。
気合い入れてください。
というか、多分ここまでで、読んでる方の99%はもうやらないでしょ。
知ってた。
だが続けます。
版は光に当てると塗料が固まり始めてしまうので、
必ず、使う直前に開封してください。
版にデザインを焼き付ける準備ですが、
まず一番下に、『別冊月刊少年マガジン月5号』を置きます。
今回は見やすいようにボードの上に乗っけます。
次に235mm×355mmに切った『黒い紙』。
これは、版を取り出した時に裏に奥まではめ込みます。
で、『版』がここに来ます。
塗料が塗ってある側が上ですが、
まだですよ。開封は直前ね。
開封した後に、もう1枚剥がすフィルムがあるので忘れずに。
その上に、デザインを印刷した『OHPフィルム』。
デザインが逆に見えるように(インク側が上。版に接触しないように)
版の真ん中に置きます。
その上に、『ガラス板』を置いて押さえつけます。
版とOHPフィルムの間に影が出来ないようにするためです。
影が出来てしまうと、そこもデザインの一部になっちゃいます。
いや、きっとならないでしょう。
失敗です。捨ててください。
この順番で重ねた物を、上からフラッドランプで照らして焼き付けます。
aicelloのパッケージに、目安の時間や離す距離など、
ランプ種類別などで色々載ってますが、僕の経験ではどれも参考になりません。
このランプだと23〜24cm上からで7分です。
6分でも8分でも割とダメです。
セッティングするとこんな感じ。なんですが、
まだ、版は開封しちゃダメですよ。直前ね。
照らし始める前に、準備する事一つ忘れてました。
お風呂に水を溜めておきます。
15〜20cmくらいでダイジョブです。
ぬるま湯か常温がいいと思います。これは勘です。
カーテン閉め切って、部屋の電気を消して、
バチッとランプを付けて、7分。
なかなかあったかいです。
時間が来たら急いで(ガラスに気を付けて)、
版だけ持って、光の速さでお風呂へダイブしてください。
ダイブは版だけでいいです。
2〜3分ほど沈めておくと、光の当たってなかった部分の塗料だけが溶けて、
デザインが浮き出て来ます。
勝手に浮き出てこなくても、2〜3分後にシャワーで優しく擦ると剥がれます。
強く擦り過ぎると、剥がれてはいけない部分も剥がれてジ・エンドなので気を付けて。
焼き付けが短いと、デザイン部分以外も溶けてしまうし、
焼き付け過ぎると、いくら擦ってもデザインが抜けません。
そこはもう、あれです。日頃の行いが関係してきます。
綺麗にデザインが抜けたら、水を切って1日くらい干しっぱなしにしましょう。
完全に乾いたら、版の完成です。
お疲れ様です。
ここまで来たんだからプリントしましょうよ。
ここまで来、、、、
誰もいねえ!
次はいよいよプリントです。
まーぶすぃー
vo マタヒラ
esolablog at 00:01│Comments(0)│
│【レポ事。】