May 17, 2015
【レポ事。】バンドTシャツ作ろう。【1】
突然ですが、
皆さん、バンドTシャツ好きですか?
僕は大好きです。
だいたい毎日着てます。
好きなバンドのTシャツで、さらにデザインが素敵だったら、
同じの2着買うくらい好きです。
僕、一番大好きな某バンドのTシャツ、
30着くらい持ってます。
バンドTシャツって、業者さんに発注して作ると結構掛かるんですよね。これが。
なので、自分達で無地のTシャツにプリントして販売しているバンドも多いですよね。
僕の大好きな某バンドもそうです。
自分達で作る。ったって、どうやって作るのよ。
っていうバンドマンも少なくないと思いますが、
先日、西荻窪FLATでは、alt of the societyフクドメ氏による、
Tシャツプリント講習イベント【Tシャツ作ら★night!!!】が開催されました。
四谷Outbreak!なんかでも、割と本格的なプリント機をレンタルして、
好きなデザインを好きな物にプリント出来る
【印刷ギグ】なんかも定期的に開催されてますね。
こういう機会に、バンド活動に役立つ音楽以外のサムシングを色々身に付けていけたら、
凄くいいと思います。
それが楽しくなっちゃって、
誰かさんみたいに本来の目的を見失って、色々手を出し始めたらバカだけどね。
かくゆう僕も、シルクスクリーンプリントをデザイナーの先輩から直接教わり、
esolaTシャツやトートバッグなどのグッズを、スーパーDIYで作り続けて来ました。
それが高じて、
友達のバンドグッズも作ったり、
某キャラクターTシャツ商品化のプレゼン用サンプルを依頼されたり、
某芸術家さんの個展で、シルクスクリーンプリントを使った作品のお手伝いをさせて頂いたり、
他にも、
好きなバンドのロゴをパクったネタTシャツを作って、ご本人達に自慢したり、
などなど。
全力で本来の目的を見失ってました。
業者さんに発注するのと比べて、多少の制限や手間もありますが、
金銭的な負担の違いだけでなく、
Tシャツ、トートバッグ以外にも、一点物の商品や、
業者が扱ってないような色々な物にもプリント出来るなど、
メリットが沢山あります。
デザインやアイデアなど思い付いた時に、
サクッとノリで作ってみる事が出来るのも利点ですよね。
まあ、慣れればの話ですが。
そして結局↑これがとても壁。
自分達でプリントすると一言で言っても、やり方は様々で、
それ用の機材をセットで買う事も出来ますし、
それすら値段は結構ピンキリです。
個人的には、そこにお金を掛けてまで自分達でやる事でも無いとも思います。
という事で、
おそらく一番アナログなシルクスクリーンプリントのやり方を、
あくまで僕なりの方法で、僕なりのコツを、
無駄に細かく、そのくせ適当に、ここで紹介したいと思います。
専門的な言い方はいっさいしません。出来ません。僕にもわかりません。
が、クオリティーは市販の物と変わらないレベルで作れるはずです。
そう、その通り、
慣れればの話。
知らなきゃまずやってみる気にならないもんね。
スーパー向き不向きがある内容だとは思いますが、
でもね、
仲間が欲しい(笑)
あと、もう僕に色々頼まないでほしい(爆撃)
では、さっそく、
工程を大きく何個かに分けて、それから無駄に細かく適当に説明して行きます。
主な工程はこんな感じ。
1. デザインを考える。
2. 版を作る。
3. プリントをする。
わお。3つだけ。
なんだ、超簡単じゃないですか。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1. デザインを考える。
ハショります!
勝手にしてください!センスだよ!
よっしゃ!あと2工程!(๑•̀ㅂ•́)و"
ふぅーーーっ!!
いや、ごめん嘘。
序盤からあまりにも投げやりだと無意味なので、
デザインに必要なものと、コツを。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1-1. (とりあえず)デザインはシンプルに。
そもそも、シルクスクリーンプリントの版というのは、
ガーゼのような細かい編み目の布が張ってあり、
印刷したい物にあてて、その上からインクを塗る手法なので、
その編み目より細かいデザインはプリント不可能です。
シルクスクリーン
と言っても、スーパー細かい目なので、
さすがにそれより細かいデザインにしたい人はいないとは思いますがね。
版を作る工程でも、プリントする工程でも、
デザインが細かければ細かいほど、
途中で失敗する確率がモッサリ上がりますので、
初めは簡単なデザインで成功させて、
何となく見極めてから、ムチャクチャなやつに挑戦してみましょう。
そして実際ムチャクチャになってしまえ。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1-2. デザインは白黒2色で出来るだけでっかく。
後の工程で詳しく説明しますが、
版を作る際に、まずプリンターで透明の用紙(OHPフィルム)に、
デザインを黒1色で印刷する必要があります。
これはモノクロ写真のようなグレースケールではなく、
ハッキリ白(透明)と黒のみの2色のデザインという事です。
グレースケール ×
白黒2色 ○
写真でも、手描きでも、ソフトを使ったデザインでも、
それを混ぜたものでも何でもいいですが、
手描きデザインならスキャナーが必要です。
まあ無くても、写真に撮ってPCに取り込めば全然OKです。
他のデザインでも、最終的に白黒2色の画像に加工出来る画像編集ソフトが必要です。
フォトショップやイラストレーターなどちゃんとしたものが無くても、
上の加工さえ出来れば、基本ダイジョブです。
なんならスマホアプリでも出来るはず。
そして、最終的に出来上がったデザイン画像は、
実際にプリントしたい大きさに関わらず、
出来るだけでっかい方がいいです。
常識の範囲内で。
と言うのも、
写真やグレイスケールの画像を、白黒2色に加工すると、
まず、曲線がガタガタになります。
左:グレースケールの曲線。
右:白黒2色の曲線。
これはヒャクパーなります。
かと言って、
グレースケールのままで透明な用紙に印刷してしまうと、
白(透明)と黒の境目がボヤッとしてしまうので、
その改善策として、
でっかい白黒ガタガタ画像を、印刷する際にプリントしたい大きさまで縮小する事で、
曲線を出来るだけ滑らかに見せれます。
ただ、版の細かい目よりは、いくら細かく滑らかに印刷しても結局一緒です。
こんくらいでダイジョブかなぁ。。
ってくらいで全然ダイジョブです。
なんじゃそら。
デザインが出来たら、次は工程2。
版を作ります。やっと。
ついてこーい
vo マタヒラ
皆さん、バンドTシャツ好きですか?
僕は大好きです。
だいたい毎日着てます。
好きなバンドのTシャツで、さらにデザインが素敵だったら、
同じの2着買うくらい好きです。
僕、一番大好きな某バンドのTシャツ、
30着くらい持ってます。
バンドTシャツって、業者さんに発注して作ると結構掛かるんですよね。これが。
なので、自分達で無地のTシャツにプリントして販売しているバンドも多いですよね。
僕の大好きな某バンドもそうです。
自分達で作る。ったって、どうやって作るのよ。
っていうバンドマンも少なくないと思いますが、
先日、西荻窪FLATでは、alt of the societyフクドメ氏による、
Tシャツプリント講習イベント【Tシャツ作ら★night!!!】が開催されました。
四谷Outbreak!なんかでも、割と本格的なプリント機をレンタルして、
好きなデザインを好きな物にプリント出来る
【印刷ギグ】なんかも定期的に開催されてますね。
こういう機会に、バンド活動に役立つ音楽以外のサムシングを色々身に付けていけたら、
凄くいいと思います。
それが楽しくなっちゃって、
誰かさんみたいに本来の目的を見失って、色々手を出し始めたらバカだけどね。
かくゆう僕も、シルクスクリーンプリントをデザイナーの先輩から直接教わり、
esolaTシャツやトートバッグなどのグッズを、スーパーDIYで作り続けて来ました。
それが高じて、
友達のバンドグッズも作ったり、
某キャラクターTシャツ商品化のプレゼン用サンプルを依頼されたり、
某芸術家さんの個展で、シルクスクリーンプリントを使った作品のお手伝いをさせて頂いたり、
他にも、
好きなバンドのロゴをパクったネタTシャツを作って、ご本人達に自慢したり、
などなど。
全力で本来の目的を見失ってました。
業者さんに発注するのと比べて、多少の制限や手間もありますが、
金銭的な負担の違いだけでなく、
Tシャツ、トートバッグ以外にも、一点物の商品や、
業者が扱ってないような色々な物にもプリント出来るなど、
メリットが沢山あります。
デザインやアイデアなど思い付いた時に、
サクッとノリで作ってみる事が出来るのも利点ですよね。
まあ、慣れればの話ですが。
そして結局↑これがとても壁。
自分達でプリントすると一言で言っても、やり方は様々で、
それ用の機材をセットで買う事も出来ますし、
それすら値段は結構ピンキリです。
個人的には、そこにお金を掛けてまで自分達でやる事でも無いとも思います。
という事で、
おそらく一番アナログなシルクスクリーンプリントのやり方を、
あくまで僕なりの方法で、僕なりのコツを、
無駄に細かく、そのくせ適当に、ここで紹介したいと思います。
専門的な言い方はいっさいしません。出来ません。僕にもわかりません。
が、クオリティーは市販の物と変わらないレベルで作れるはずです。
そう、その通り、
慣れればの話。
知らなきゃまずやってみる気にならないもんね。
スーパー向き不向きがある内容だとは思いますが、
でもね、
仲間が欲しい(笑)
あと、もう僕に色々頼まないでほしい(爆撃)
では、さっそく、
工程を大きく何個かに分けて、それから無駄に細かく適当に説明して行きます。
主な工程はこんな感じ。
1. デザインを考える。
2. 版を作る。
3. プリントをする。
わお。3つだけ。
なんだ、超簡単じゃないですか。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1. デザインを考える。
ハショります!
勝手にしてください!センスだよ!
よっしゃ!あと2工程!(๑•̀ㅂ•́)و"
ふぅーーーっ!!
いや、ごめん嘘。
序盤からあまりにも投げやりだと無意味なので、
デザインに必要なものと、コツを。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1-1. (とりあえず)デザインはシンプルに。
そもそも、シルクスクリーンプリントの版というのは、
ガーゼのような細かい編み目の布が張ってあり、
印刷したい物にあてて、その上からインクを塗る手法なので、
その編み目より細かいデザインはプリント不可能です。
シルクスクリーン
と言っても、スーパー細かい目なので、
さすがにそれより細かいデザインにしたい人はいないとは思いますがね。
版を作る工程でも、プリントする工程でも、
デザインが細かければ細かいほど、
途中で失敗する確率がモッサリ上がりますので、
初めは簡単なデザインで成功させて、
何となく見極めてから、ムチャクチャなやつに挑戦してみましょう。
そして実際ムチャクチャになってしまえ。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1-2. デザインは白黒2色で出来るだけでっかく。
後の工程で詳しく説明しますが、
版を作る際に、まずプリンターで透明の用紙(OHPフィルム)に、
デザインを黒1色で印刷する必要があります。
これはモノクロ写真のようなグレースケールではなく、
ハッキリ白(透明)と黒のみの2色のデザインという事です。
グレースケール ×
白黒2色 ○
写真でも、手描きでも、ソフトを使ったデザインでも、
それを混ぜたものでも何でもいいですが、
手描きデザインならスキャナーが必要です。
まあ無くても、写真に撮ってPCに取り込めば全然OKです。
他のデザインでも、最終的に白黒2色の画像に加工出来る画像編集ソフトが必要です。
フォトショップやイラストレーターなどちゃんとしたものが無くても、
上の加工さえ出来れば、基本ダイジョブです。
なんならスマホアプリでも出来るはず。
そして、最終的に出来上がったデザイン画像は、
実際にプリントしたい大きさに関わらず、
出来るだけでっかい方がいいです。
常識の範囲内で。
と言うのも、
写真やグレイスケールの画像を、白黒2色に加工すると、
まず、曲線がガタガタになります。
左:グレースケールの曲線。
右:白黒2色の曲線。
これはヒャクパーなります。
かと言って、
グレースケールのままで透明な用紙に印刷してしまうと、
白(透明)と黒の境目がボヤッとしてしまうので、
その改善策として、
でっかい白黒ガタガタ画像を、印刷する際にプリントしたい大きさまで縮小する事で、
曲線を出来るだけ滑らかに見せれます。
ただ、版の細かい目よりは、いくら細かく滑らかに印刷しても結局一緒です。
こんくらいでダイジョブかなぁ。。
ってくらいで全然ダイジョブです。
なんじゃそら。
デザインが出来たら、次は工程2。
版を作ります。やっと。
ついてこーい
vo マタヒラ
esolablog at 04:27│Comments(3)│
│【レポ事。】
この記事へのコメント
1. Posted by なが。 May 17, 2015 16:24
私はその業者側の会社に勤務中ですけどねw
2. Posted by esola vo マタヒラ May 17, 2015 22:04
>なが。
そうだったね(笑)
業者の利点も沢山あるよね。
今は刺繍も自分で出来ないか考えてる。
そうだったね(笑)
業者の利点も沢山あるよね。
今は刺繍も自分で出来ないか考えてる。
3. Posted by なが? May 18, 2015 07:32
弊社では刺繍も取扱っております。
どうぞお見積りの際はご連絡下さい(´Д` )
なんてなw
どうぞお見積りの際はご連絡下さい(´Д` )
なんてなw