【でした!】6/28(火)立川BABEL【1000本ノック】+【レポ事。】2016.6.22(水)ドラムチャンプロードvol.9

July 05, 2016

【レポ事。】2016.6.29(水)『なぜアーティストは生きづらいか?』NAGESEN MEETING

6/29(水)@MUSE音楽院
『なぜアーティストは生きづらいか?』
NAGESEN MEETING 2016

というトークイベントに参加してきました。

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MUSE音楽院講師でもあり、
書籍『なぜアーティストは生きづらいのか?-個性的すぎる才能の活かし方-』
(https://www.amazon.co.jp/)
の著者の一人でもある手島将彦氏を迎え、

本のリリースに至った経緯から、本に込めた想い、そしてリリース後の反応など、
さらには本の内容を越え、もっと幅広い意味での、
"なぜアーティストは生きづらいのか?"全般の話を聞く事が出来ました。


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■ NAGESEN MEETING official twitter
https://twitter.com/Nagesen2016

司会は、SEI WITH MASTER OF RAM印藤勢氏。
SEI IS MASTER OF CEREMONY。


ゲストコメンテーターには、
YKZ/DADASのスーパーベーシストでもあり、現在ポニーキャニオン制作部所属の田中秀基氏。

YKZ秋満謙章氏、RIZE金子ノブアキ氏、井手大介氏と、DADASのメンバーとしても活動。
BACK DROP BOMBのGt田中仁氏の実兄でもある。
(Wikipediaより)

バンドマンになる前にも、某音楽事務所で働いた経験を持ち、
インディーズ、メジャー、裏方であるレコード会社、音楽事務所と、
あらゆる角度で、そしてどちらの立場からでもコメントが出来る数少ない人物。

今回、書籍『なぜアーティストは生きづらいのか?』を読み感銘を受け、
すぐに執行役員にも本を渡したとの事。

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田中氏(左)と手島氏(右)

■ YKZ / BLOW BACK(live)
https://youtu.be/ABoeLi3dGjk
■ DADAS / 火の鳥
https://youtu.be/7w3ZUefoHV4

(ドチャクソかっこいい)



今回のイベントには、もう一人の著者でもある精神科医の本田秀夫氏が不在と言う事で、
本に書かれている専門的な話をさらに掘り下げたり、と言う事ではなく、

バンドマン、ライブハウス、レコード会社、事務所、専門学校といった音楽関係者から見る、
『アーティスト』の『生きづらさ』についての話がメインになりました。


僕みたいなバンドマンの参加者は思ったより少なく、
実際に確認はしてませんが、手島氏のブログを読むと、普通の主婦の方から、演劇関係者、作詞家、学校関係者、コピーライター、広告関係者などが参加されていたようです。
MUSE音楽院生徒さんもいましたね。

そして、既に本を読んできた方もいれば、まだ読んでない方も。

普段は顔を合わせる事の無いであろう、世代もジャンルも立場もバラバラの人種が集まり、
ノアの方舟のような空間でした。
唯一の共通点はテーマへの興味ってだけで。


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あっ



という間の2時間半(ちょい延長)。

話の内容はさすがに全部書けないので(あらゆる意味で)、
ザックリといくつか。敢えて引っ掛かって貰えるようなキーワードを出すと。

・本に対してのネガティブな反応。
・音楽が無くても死なない。
・音楽が無いと社会と繋がれない人。
・アーティスト=めんどくさい人?
・音楽の社会的な価値の低下。
・制作vs宣伝、採算と会社の空気。
・モノを創る人より、それを売るシステムを作った人の方が儲かっている。
・どうしても人と関わらないと出来ない事。
・無自覚で作り上げた、暗黙の世間の仕組み。
・根拠の無い強制的な『後ろめたさ』。
・居場所からの拒絶とお金の問題。
・『生きづらさ』を知らない人、当事者じゃない人に知ってもらう事。
・多様性の中で許される個性と許されない個性?
・多様性を取り入れるの4つの段階「抵抗」「同化」「分離」「統合」。

などなど。

これらのキーワードがどういう流れで話に出てきて、どう膨らんで、どう進んだかまで分からないと、キーワードだけに対して反論も来そうですが()。
まあ敢えて。引っ掛かって頂ければ。

本の内容から離れ、もっと広い意味での『なぜアーティストは生きづらいのか?』の話が、
それぞれの立場から、それぞれの経験から、色んな考えが聞けて面白かったです。

そして、本の内容から離れ、とは書きましたが、実はそう離れてもいなくて、

本の中でも『自閉症スペクトラム』等の話はキーワードの一つであって、
それをきっかけに『人』自身について『多様性』について、
生きづらい当事者もそうでない方も、その違和感や原因に気付いて考えていけたら、
音楽業界だけでなく、学校や会社や家族間に起こりうる同じような問題にも少しづつ変化が出てくるのかも。
と、そこに繋がるのかなと思いました。

特に手島氏の『全部世の中が悪いんです』と言う話が面白かったです。
これもキーワードだけ聞くとヤバいですけど()。
まあ敢えて。


手島氏がイベント後にブログを更新してます。
■ NAGESEN MEETING 「音楽がなくても死なない」が…。
http://blog.livedoor.jp/monday_friday/archives/2016-06-30.html
■ NAGESEN MEETING その2 「生きづらさを自分のせいだと思わない」
http://blog.livedoor.jp/monday_friday/archives/2016-07-03.html

いくつかキーワードの話も書かれてますね。


そして、田中氏が話の中で「世界的なアーティストでもこういう事がある。俺らと一緒だ。」
と言って例を挙げた、2つのドキュメンタリー映画もここで紹介しておきます。

『METALLICA SOME KIND OF MONSTER』
https://www.amazon.co.jp/dp/B000BRJGRA/ref=cm_sw_r_tw_dp_6bNExbRKT2QNF
『BEATS,RHYMES & LiFE〜A Tribe Called Questの旅〜』
https://www.amazon.co.jp/dp/B00AQLJJRI/ref=cm_sw_r_tw_dp_F8MExbRE4T327

田中氏は、いざという時、担当アーティストに渡したい作品のラインナップが、
『METALLICA』『A Tribe Called Quest』のDVD、そして今回で『手島将彦』の3つになった。とまで言っていました。
メタル、ヒップホップ、専門学校。


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そうそう、

イベントもだいぶ終盤になってから、僕もマイクを持つ事になったのですが、

頭が真っ白になって、聞かれた質問もわからないし、何を答えたかも全く覚えてません。

人前で歌うようになってから十数年は経ちますが、
相変わらず人前で話すのは苦手です。

あの瞬間が一番"生きづらかった"んじゃなかろうか。

でも、普通なら会場全体が『最後に出てきて何なんだコイツ』となってもおかしくない所、

テーマがテーマなので、色々察してもらえた感じがしてほっとしました()。

まあでも不甲斐無かったです。


『本を読んで救われた。変わった。という声。』の話が出ていたのですが、
それにつけ加えて、なぜ僕が出来るだけ沢山の人に本を読んでほしいのか。
を今更ながら書かせてもらうと、

一旦アーティストからは離れますが、

普段の生活の中で、自分にはどうしても許せない人、どうも合わないな。と思う人に対して、
諦めやイヤミ的なニュアンスで、つい使ってしまう『人それぞれ』とか『世の中色んな人がいるから』。
この"それ言っちゃあ"的な魔法の言葉では、今まではやっぱり納得出来てない所があった訳です。

僕がよく例に出すのが"遅刻"なんですが、

だって、世の中色んな人がいたとしたって、理由の無い遅刻は普通ダメでしょうに。

と、僕からしたら思う訳です。

本を読んでも、遅刻する人がなぜ遅刻するのかが書いてある訳ではありませんが、
遅延や寝坊、前の用事が長引いた。とか、よくある理由以外に、無いと思っていた理由が実はあると言う事。その人なりのスジというかルール。
"理由"自体が理解出来なくても、"理由がある"って事が理解出来ただけで、
僕の場合は、いとも簡単に『それじゃあしょうがないのかも』と納得出来るようになった訳です。

それが"遅刻"以外の色んな事にも言えるのです。

あくまで理屈ではですよ。
残念ながら変わらずイラッとはしますよ。まだ。
でも、僕に起きた結構大きな変化です。

あと、ホントにダメな事はダメです。言わずもがな。

そして逆もしかり。僕も他人には理解してもらえないであろう"こだわり"によって、
ストレスを与える側にもなっていると言う事。

具体的に上手く説明出来ない謎の"こだわり"が自分の中に沢山ある事は知っています。

"こだわり"を理解して貰えなくてもいいので、
"こだわりがある"という事だけでもわかってほしいなと。
特に僕の回りの大事な人には。

そして、そんな"こだわり"の種族が結構いるって事が、もっと沢山の人に理解されていれば、

もしかしたら、あのバンドは解散しなくて済んだのかもしれないし、アイツはクビにならなかったのかもしれない。

なんて思いました。


『なぜアーティストは生きづらいのか?-個性的すぎる才能の活かし方-』

是非、読んでみてほしいです。

ちょうど、今ならKindle版は¥1,199(74%)引きでなんと¥421です。(7/7まで)
■ amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B01EH3O39E/ref=cm_sw_r_tw_dp_XM8DxbKQGTV4V

■ リットーミュージック商品ページ
http://www.rittor-music.co.jp/books/15317403.html
■ BEEAST レビューページ
http://www.beeast69.com/serial/simple/152261
■ CINRA.NET 手島将彦×本田秀夫対談の記事
http://www.cinra.net/interview/201605-sainounoikashikata

ちなみに、電子書籍の最終小売価格がどのように変動しようと、印税額は影響を受けないみたいなので、安売りによって手島氏と本田氏が生きづらくなる事はありません()。



また今回のようなトークイベントがあれば、参加したいです。

僕は聴く側のみで()。



本当はここがちょうど折り返し。ってくらいブログには続きがあったのですが、
とりあえず止めときます。


vo マタヒラ

esolablog at 18:58│Comments(0) 【レポ事。】 

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